パーフェクト・トキシック 【電子限定特典付き】
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パーフェクト・トキシック 【電子限定特典付き】

なりた晴ノ

タイトル最高やん…

ネタバレ
2022年7月19日
このレビューはネタバレを含みます▼ 『パーフェクト・エデュケーション』のスピンオフです。
前作に登場していたヤバい若頭・紫央のお話です。
前作で、紫央はチャイニーズマフィアと芝居を打ち死んだことになっており、今作はその続きで中国が舞台となっています。
中国語もそうですが、洋服や装飾なども中華感があり見た目にも華やかで良かったです。

中華マフィアの跡取り候補・昊天×日本の元ヤクザで中国に身を隠している紫央。
昊天の弟・宇辰に高級娼館の主人である昊天の元にスパイとして送り込まれた紫央が、昊天との距離を縮めて良い関係になっていくストーリーです。
日本では、周りを狂わせる毒として生きてきた紫央が、昊天と過ごして過去と決別し自分を認められるようになったのが素敵でした。
今作の仕掛け人・宇辰が実はサイコパスなブラコンなところ、好きでした!笑
カバー裏にありましたが、昊天に自分が紹介した(あげた)紫央を大切にしている昊天を見て喜んでいるの、歪んでますよね〜ww
昊天が、娼館の女の子を大事にしていたり、紫央にも愛が重くて嫉妬しがちなのも大陸系の香りがして良かったです!
前作から読んでいた身としては、紫央がこんなにも人間くさくなったことに驚き!正直何考えているかわからないヤバさの振り切れてる人、という印象だったので、こんなに甘い雰囲気を纏って昊天と愛を囁き合うとは!とても大満足の1作でした。
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