と或る主従の恋のはなし【電子限定おまけ付き】
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と或る主従の恋のはなし【電子限定おまけ付き】

有木映子

ふわっとしてて掴みづらいかも(1巻拝読)

ネタバレ
2022年7月20日
このレビューはネタバレを含みます▼ ●以前より絵柄が気になっていた作者さん。ストーリーは執着系が多い…?(思い込みでしたらすみません!)本作1巻、半額になっていた機会に手に取ってみました。
●レビュー書こうとして…なかなか言葉にならないんですよね。なんでだろうと考えたんですけど…ひとつはせっかく出てきたエピソードが曖昧に流れてしまってること、(だからなのか)もうひとつはキャラクターが掴みにくかったこと。
●やっぱり一番分からないのは、ユノが萌と出ていったところかな…。“祖父による解雇”ではなく“真咲の妹と駆け落ち”の形にしたのは、もしかしたら、あえて真咲に絶望を与えようとしたのかもしれない…と想像はします。でもそれを萌がそそのかす感じだったのがちょっとな…萌は(おそらく愛した男性との)子どもを産みたいという自分の想いは通すくせに、ユノが真咲を愛する気持ちは封じ込めようとするの?分からない…
●ユノはよく若菜のこと愛せたな…とまで思ってしまいます。そこには真咲の面影もあったのかもしれないけど。いえ、若菜に全く罪はないんです!めちゃくちゃかわいくて健気な子です。若菜に★をあげたい。
●真咲の方はツンデレで不器用ですね。ちょっと子どもっぽいかなぁ…?ユノと若菜についてどういう風に実家を説得したのかは描かれてなくてまた残念。
●「ユノが真咲に告白してきた女の子を次々口説き落としてた」という話が最後の最後にぶっ込まれ、こちらも掘り下げられるでもなく…?
●二人はようやくちゃんと向き合って想いを確かめ合うことができましたし、その軸だけに着目して読むと良かったなぁって思えます。でもこう…全体的にふわっと進行していく感じでした。
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