このレビューはネタバレを含みます▼
みきおがデスゲームを始めた理由というか、信念がイマイチ伝わってきませんでした。
デスゲーム系作品は序盤は面白いけど話が進むにつれてグダッてきちゃうんですよね。こちらの作品も例に漏れずでした。
途中途中でまさかこのキャラがこんな行動を!的な驚かせ要素が出てくるのですが、そこまで引き込まれるような内容でもなかったです。
妨害電波やら硫酸のミストやら人が10分で死ぬ毒薬と解毒剤やら、、、
みきおが金持ちというだけで用意できるようなものでは無いでしょう。そもそもお母さんの事といい、みきおのバックグラウンドの描写が曖昧すぎて納得できるようなものではなかったです。
クラス単位の話なので登場人物も多く、各キャラの掘り下げもそれなりにありますが、薄く感じてしまいました。
ラストも人殺しや暴力をあれだけやっておきながら2年後に生き残ったクラスメイトたちが割と平和に生活してるのも、違和感がありました。