これは、異力を持つ人たちの物語。





2022年7月23日
”海が走るエンドロール”のワクワクする躍動感を求めて この作品に期待を込めて(今 クーポンでお得に読めるので)読みました。あぁ、やっぱり たらちね先生のお描きになる世界観の素晴らしいことと言ったら 言葉に出来ませんね。海が走る、とは また 違った世界観(だけれども 壮大なスケールは同じ)なので、海が走る、のことは いったん 忘れることにします。この作品の世界観にどっぷり浸かったら、イギリスやスコットランドの教会巡りをしたくなりました。作品の中では 魔女やら魔法やら魔物に悪魔に精霊やら ドキドキ ヒヤヒヤする人たちや出来事が溢れ出していて、それを 間近に見ている緊張感は 精霊が視えるテオやリリス先生の住む世界まで視えるそれと似ているのかな、と思いました。テオも大人しいけれど 芯の強いやつですが、男前すぎるマリー先生に惚れ惚れしてしまいました。マリー先生がリリス先生を抱擁するシーン、はぁ、もう マリー先生の男前が爆発してるシーンだと思っています。最後のほうは マリー先生とテオのデートを垣間見れるのですが、そこには やぱり 成長した彼らの仲間(このサブキャラ達も個性あふれる奴らです。)がいて、平穏な社会が映し出されていて、ほっとしました。

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トミー さん
(女性/40代) 総レビュー数:41件