このレビューはネタバレを含みます▼
本作→黒い聖者は甘く囁く と続きますが、
私は逆から読んでしまいました。笑。
それでも特に「甘く囁く」のストーリーで不具合は感じず、
こっちを後から読んだことで、
「なるほど〜、こんな過去があったのか〜」と理解が深まりました。
サガミワカさんといえば「くちづけは嘘の味」が有名。
サイコパスな主人公に抗えなく惹かれてしまうのは共通ですが、
「くちづけは嘘の味」は、サイコパスな槙尾を和智がひたすら追いかけるところ、
こちらは、サイコパスな神父・暁がじわじわと刑事・鋼を追い詰める感じで、
また違った展開を楽しめます。
あんまりサイコパスすぎるのは苦手ですが、
救われる部分もあり、鋼が強くてほっとします。
総201ページ(描き下ろし10ページ、電子限定描き下ろし4ページ、
あとがき1ページ、カバー下3コマ1ぺージ)