Manner of Death
」のレビュー

Manner of Death

梅本ゆかり/Sammon

タイBLのコミカライズ!

ネタバレ
2022年7月24日
このレビューはネタバレを含みます▼ タイでドラマ化もされているタイBL『Manner of Death』のコミカライズ作品。
物語の中心はクライムサスペンスです。真犯人を探す過程で距離を縮めていくバンとテーンの恋模様は、1巻の5話から一気に加速するも、疑う者と疑われる者という関係から、何度もすれ違う。テーンがバンに自分自身を信じてもらおうと奔走し、そんなテーンを信じたいと思いながらも自身が置かれた状況がそれを簡単に受け入れられないバン。自分自身とも向き合いながら、二人で協力しあって事件の真相に迫っていく。ラストはハピエン。2巻のクライマックスシーンの見開きが素敵でした。
***
小説をベースにしているので話の展開は早いようにも感じますが、それだけ一気に読み進めてしまう面白さがあります。そして何よりも絵が美しい。主人公のバンとテーンはもちろん、登場人物がみな魅力的。作者のゆかり先生はバンの兄のブンルートがお気に入りだそうですが、私はタットがカッコ良くて好きです(出番少ないけど)。女の子も可愛い。
エロは少な目であまり直接的な表現ないけど表情が良い。
1巻2巻とも全体的にページ数は多めなので読み応えありです。
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