しかけがあって短編集ながら印象的な1冊

2022年7月28日

表題作は前の住人の持ち物が部屋に残ってたりその住人が住まわせてほしいと申し出たり…強引な設定ではありますが、直接的ではない暗に描かれている心情描写がとても細やかであがた愛先生の作品だなと感じられるものでした。東南角部屋らしい日差しと影とかモカのたとえとか、20分間の秘密の構成や読者お預けで終わるとことか、マネキンは笑わないの学校×思春期×共有の誰もが懐かしくなる感じとか、仕掛けや構成が上手くて印象的でした。

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みにみにさん

(女性/30代) 総レビュー数：0件
Kamiya さん

(女性/30代) 総レビュー数：1127件

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