気難しい王子に捧げる寓話
」のレビュー

気難しい王子に捧げる寓話

小中大豆/笠井あゆみ

ただのBL小説ではない

ネタバレ
2022年7月31日
このレビューはネタバレを含みます▼ 泣きました。
主人公の辛い境遇に、ではなく、不幸な生い立ちや劣悪な環境に育った主人公が目を覚まし変わろうとする姿に涙が堪えきれませんでした。
この作品をBL小説と括ってしまって良いのか。
ハードカバーの小説を読んだ後ぐらいの満足感があります。
エロは少ないです、そういう意味で期待してしまうとがっかりするかもしれません。
長編小説が嫌いじゃなくて、健気な受けの成長物が好きな方は、この作品を買って損はないと言えます。
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