このレビューはネタバレを含みます▼
人外のオゲハは下半身が完全に虫なのをクリア出来ればひたすらに可愛いと思います。一方で問題なのが人間側の主人公のキジ君。彼は1巻時点だと本当に不気味でオゲハが哀れな程雑い扱いをするんですね。ただ、彼の行動は一貫して「珍しい虫を面白半分でペットとして飼う」普通の少年です。
オゲハが言葉を話し、人間サイズで可愛らしい見た目なのでサイコな絵面になっていますが、それも作者さんの演出や意向なんだと思います。
「食べるかな?」と適当なエサを放り投げ、急に飛んだり噛みつかれそうになったら慌てて振り払う…皆さんにも虫に対して覚えは無いでしょうか?
あえて無表情でいる事を貫き描かれたキジ。表情は変わらなくてもその感情が常に成長していた事がわかります。段々とオゲハの為に子供なりに行動しようとするキジと、純粋ながらに世界を知っていくオゲハの関係に心が揺さぶられていきました。
どうしても受け入れられない人もいると思います。何かが引っかかった人は最後まで読んでほしい作品です。
後は単純に絵が本当に上手い!!オゲハがキジに惚れたのは「顔が良かったから」と言えるかもしれないw