このレビューはネタバレを含みます▼
黒々した中に射し込む一筋の光が癖になって、読む度ヒヤリとするのに止められない面白さがあります。
いやしかし本当に展開が進まない。んですが、これは各々の心情を細かく描いて下さっているのでどうしてもページを割いてしまっているからなのかなぁ。ちょっとしつこいくらい丁寧に何度も心情が書かれています。
あとこれは私が吉原先生の他の作品を拝見してないからかも知れませんが、割りと癖のある書き方だなぁ、と。特に「コレは御本人の口癖なのか??(そんな事はないと思いますが)」と思ってしまうような言葉や言い回しが幾つかあったりもして、流石に14巻一気に駆け抜けると最後の方は気になって気になって疲れてきました苦笑
でもお話は凄く好きなんですよ。執着愛も好きなので物凄くゾワゾワしながら拝読してます。続刊を楽しみに待っています。