禍々しき獣の逝く果ては
」のレビュー

禍々しき獣の逝く果ては

楠本弘樹

ダークファンタジー

ネタバレ
2022年8月5日
このレビューはネタバレを含みます▼ 初めて作家さん。1巻では男性キャラがややくどい印象でしたが、後半は線が細くあっさりしてきた感じ。過去視の能力を持つアリアと最初は彼女の不思議な力を信じなかったレオン。
そんな中でアリアが視た人を喰らう化け物の正体。レオンの家族を襲った犯人と同一人物なのか?と思ったらレオン自体が人ではなく、アリアを守護するジェスもまた人ではない。そしてラルフの目的。
何故レオンが人ではなく、また記憶が欠けているのか。レオンとラルフの関係やラルフの呪いを解く方法は?1巻からちょこちょこ登場していたセシルがあっさり……な上、皆そんなに気にしていなくてびっくり。
最後は皆の捨て身の戦法で呪いが解け、不幸な記憶や人もなく幸せに暮らしている所で終了。ラルフは転生したと言うこと?最後まで読んでも自分にはよく分からないままでした……。
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