このレビューはネタバレを含みます▼
119頁で短くはありましたが、とても良く纏められた内容で、横槍やライバルやゴタゴタも無く、唯々王子がヘタレで可愛いかった物語でした。ヒロインは余り感情が出にくく心の感情の激しさもなく、淡々と目の前の状況を受け入れるだけで、さもすればヒーローはヒロインの何処を好きになったのか理解出来なくなりそうな人でした。でも、それもヒーローの執着と言える程のヒロイン欲しさに救われてプラスマイナス0になるのかなぁとは思いました。最後までヒーローが可愛いらしくて、コミック版でも見てみたい気もしました。