愛を待つ桜 エリート弁護士、偽りの結婚と秘密の息子
御堂志生/さばるどろ
このレビューはネタバレを含みます▼
264ページ挿し絵あり。司法行政書士のシンマヒロインと弟に騙されてヒロインと結婚できなかった弁護士ヒーロー。まず元凶の弟・匡。こいつが全て悪い。こんなろくでもない男が代表取締役とか会社の将来が楽しみです。つーか、こんな沸点の低いヒーローはよく弁護士やってるなーって思います。しかも素性も知らない女相手に生でやっちゃうとか、女に警戒してる割に無用心過ぎませんかね。兎にも角にもヒロインが可哀想で。そこまで痛め付ける必要あるかって言うくらい悲惨で。だから最後はヒーローを捨てて生きていくくらいしてくれても良かったのに。『愛を教えて』もそうですが、この作者さん現代とは思えないほど昼ドラばりの壮絶ドラマ好きですよね。読み終わったあと疲労感が半端無かったです。疲れた~。あ、挿し絵は綺麗ですよ。
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