それから、君を考える
」のレビュー

それから、君を考える

小松

表題作の切なさには、胸が苦しくなります。

ネタバレ
2022年8月8日
このレビューはネタバレを含みます▼ 短編集で、どれも良質な話ばかりですが、普段ハッピーエンドを好んで読んでばかりいる私には、バッドエンドの1作目2作目は悲しすぎました。特に表題作は、ヤスの気持ちに感情移入しすぎてしまい、涙、涙です。辛い気持ちを隠してタカシの受験を応援しつづけた、ヤスの人間性が尊すぎます。まだまだ2人を読みたかったです。短すぎて…でも、だからこそ、こんなに凄く心にしみるのでしょうか?絵も、綺麗で素敵な世界観です。
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