いっしょにくらそう
」のレビュー

いっしょにくらそう

戸川視友

懐かしさ感じる絵

ネタバレ
2022年8月9日
このレビューはネタバレを含みます▼ 調べたら紙の漫画として1996年に出版された作品であり、令和現代に出版されているBL作品ではもはや希少と思われる、この繊細ながら暖かみのあるタッチのイラストが、今で言うアラサーくらいの世代の読者にとっては懐かしさを感じると思います。こうして電子書籍化されて読む人がいるということは、きっと当時は大きなインパクトを与えた作品なのではないかと感じました。一方ストーリー内容では、互いに時おりすれ違いながらも気持ちを合わせようとする男性二人がメインというところが、現代の作品でも通じる点であり、今も昔も人間の気持ちは変わらないものなのだなあと、感じました。
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