辺境の獅子は瑠璃色のバラを溺愛する(コミック)
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辺境の獅子は瑠璃色のバラを溺愛する(コミック)

まろ乃/三沢ケイ/宵マチ

美女と野獣

ネタバレ
2022年8月11日
このレビューはネタバレを含みます▼ 最初は、主人公のキャラがほんわかしてて良いなとか、令嬢もののお相手は綺麗なイケメン系が多いけど硬派な閣下が新鮮だし美女と野獣良いなと思って読んでいたのですが、主人公が背中の傷をずっと気にしてる割に閣下に打ち明けることもなく、いつまでもうじうじしているので、だんだんクドイなと感じるようになってしまいました。そもそも殿下を守って出来た傷なんだからそれ相応の待遇を受けるべきでは?閣下は幾らサリーシャのことが好きだったからと言っても、まだ婚約なのにスキンシップが多すぎてチャラく見えてしまう…。その割に元婚約者のことをちゃんと説明してないのは謎だし、2人の仲を深める為だけのエピソードって感じで冷めてしまいました。実家では辛いことばかりだったって言うけど、描写されてたのは教育が厳しくて泣いてた幼い頃のシーンだけで詳しく描かれてなかったからそんな風には見えなくて話が薄く感じました。サリーシャが誰にも相談せず、思い込んでばかりなので読んでて疲れてしまいました。絵も可愛いし、面白そうだなと思っていたので残念です。
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