めんどくさい2人のご都合主義展開





私がこれまで様々な作品を読んだ経験があるからか、なんというか、先が読めるありきたりな作品ですね。
この作家だからこそ描ける物語とは程遠く、誰でも描けそうな、すでに世の中に溢れた展開で自分の好きなものを詰め込んでみたというような印象を受けました。
作家さん自体がなんとなく、若そうに感じました。
読み手も、あまり漫画慣れしていないティーンズ世代の子とかが読めば、少し刺激的に感じてドキドキして楽しめるのだと思います。
裏吉原という設定自体がファンタジーレベルに現実ではありえない話なのに、その設定を納得させてくれるような説明が全くないんですよね。
現実の話を描いてるのに、急にファンタジーを盛り込まれているような、ふわっとした違和感に包まれたまま読んでいる感じで、読書中ずっとモヤモヤしました。
要するに借金抱えた等なんらかの訳ありなイケメンが売られてるわけで、まぁ昔の時代の女の子達と同じではあるんですが。
男しか売られてない吉原って設定自体、乙女ゲーファンの夢小説みたいですね(笑)
おまけに、1晩1000万の男だろうが、気に入った女の子1人だけは無料で通わせる権利がもらえるっていう。
それにヒロインが選ばれるところからお話がスタートします。
最初からなんだかご都合主義に感じました。
こういう作品だからエロ面に期待してもいいのかなと思いきや、大事だからそういうことはしない的な感じでなかなかしなかったり、ぴゅあぴゅあヒロインが拒否したりとかそういう流れの繰り返しで、しないんかーい…と段々萎えてきました(笑)
結局、遊星がなんでそんなにこのヒロインのこと気に入ったの?って全く理解できず。
彼が記憶喪失なことと、ヒロインの初恋の人が亡くなってるにもかかわらず遊星に似ているという設定が、もはやわかり易すぎて伏線でもなんでもないっていう。
結局運命の2人ってことでしょ、めんどくせぇ、はよ思い出したらいいやん…と思いながら読んでました。
5巻完結のようですが、この作品のクオリティでは引っ張りすぎのように感じます。
裏吉原から出られない彼と最後どうやってくっつくのかは気になりますが、どうせご都合主義だと思うので読んだら更に損した気分になりそうなのでやめておきます(笑)

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