このレビューはネタバレを含みます▼
215ページ挿し絵あり。天真爛漫な絵本作家ヒロインとその夫でデザイン会社代表ヒーロー。妻の過去のとある出来事がきっかけで新たな性の扉を開いたヒーローは密かに妄想を膨らませ悶々とした日々を過ごしていたが、それをまとめた裏日記を妻に見つかり…。という話。過去作『きまじめ夫』と世界観は似てるかもしれない。所々緒莉先生らしい表現が散りばめられていてクスッと笑え、終始ほのぼのした雰囲気の物語でした。色んな登場人物の視点が新しいと思います。(フッフール2歳ニャーにはさすがに吹いたw)挿し絵も可愛いし概ね満足です。何か悪役が引っ掻き回すとか大きな事件に巻き込まれるような話ではないので、そういった期待はしないで下さい。本当にほのぼの夫婦物語です。あ、朝顔は何のフラグでもないです。ただの脇役でした。