このレビューはネタバレを含みます▼
自分がゲームの中の悪役令嬢に生まれ変わってしまった事に気づいたカノン。成人になる18才まで異母妹のシャーロットや父親の理不尽な振る舞いに耐えつつしっかりと自分の行く末を見据えて準備していて実行する事に拍手喝采。亡くなった母の後見人である皇后のダフィネの紹介で王宮の司書に仕事を得る。本さえ有れば最高と引きこもりつつ仕事をしていた時図書室のソファーで寝ていたルカに出会う。暴虐無尽な彼との手加減無しの会話はとても楽しい。ずっーと言いたい事も言えずにいたカノンが変わり始めた瞬間だと思う。そしてルカが実は、、、、、。7つの大罪を絡めて、まだ色々と謎の多いけれども色々思慮深いルカと、自己評価の低いカノンがこれからどうなっていくのか先が楽しみです。早く続きが読みたいし、多くの人に読んで貰いたい作品です。