このレビューはネタバレを含みます▼
私史上初の試み、レビューを更新して投稿させていただきます!
今までの番外編は、海外へ飛び出しスケールが大きくなったふたりを中心としたオペラ座の面々の同窓会?を楽しみながら、容赦なくなったふたりのあれやこれやを堪能?できるお話でした。
が、今回のこの番外編はそのテイストもありながら、今後のふたりの生き方そのものの方向性を決める決定的なお話だったと思います。そして、圧巻はラスボス、熱海のお祖父様。貴臣さんや久世家の男どもが青二才に感じるほどでした。身体を乗っ取られたふたりですが、久世家ならあり得るって、自然に読めちゃいました。お祖父様とお祖母様、ようやくまた一緒になれて本当に良かったですね。
本編(6巻)の最後に、結婚後もお互いに恋して…と結ばれてましたが、今後もオペラ座ファンとして、貴臣さんと結花の終わらない恋物語(=濃い物語)を楽しみにしてます。
シヲニエッタ先生、今回も予想外のストーリーで驚きました。こんな壮大なお話を考えられるなんて!ただただ感動です。なぜ、今、発売?お盆の頃じゃなく?と、読者はみんな疑問に思ったでしょうが、読める喜びに勝るものなし。
あの不吉な伏線が気になりますが、続きがまた読めると確信しました。
最後に、長いから読むのを躊躇されている方、読むなら連休の時がおすすめ。読み始めると止まらないので、要注意ですよ!