このレビューはネタバレを含みます▼
元高校の美術科の先生の海童と元生徒の冬真。
大学生の丈一郎はヲタ活で金欠、思わず高額バイトに申込み採用されます。
危険な仕事ではないけど愛人をセ○クスして欲しいとの依頼に驚き戸惑う丈一郎だけどヲタ活の為に引き受けました。
冬真はお尻処女だったから丈一郎は大学の勉強と同時にHの勉強もしてバイトとしてセ○クスも頑張ります。
海童が冬真を抱けない理由を知り丈一郎は仕事としてセ○クスして時々冬真と買い物に出掛けたり一緒に庭の散歩したり冬真の楽しそうな笑顔に惹かれていきます。
それでも冬真は海童が好きだし、海童も冬真を愛し大切に思ってるのが伝わるから丈一郎は諦めようとしててカッコ悪いけどカッコいい人だと思いました。
海童は冬真を恋人にはせず愛人と称して傍に置き、他人にセ○クスを依頼して、ズルい大人だなとも思うけど、恋とは違うけど確かに愛してたんだというのも伝わってくるから責める事も出来ないかなと思います。
海童も冬真も孤独感を埋め合う共存愛に近かったのかな。
丈一郎と会ってから楽しそうな笑顔が増え海童の傍にいたいと思いながらも段々丈一郎に惹かれていった冬真。
海童は冬真を愛してるけど恋人に出来ないという答えは変わらない、そして冬真には幸せになって欲しいから解放という決断をしました。
いつかこんな日がくる覚悟はしてた海童、まるで愛息子を送り出すようにも見えました。
丈一郎と冬真は恋人になり同棲もしてて幸せそうで良かったです。
その後の海童も慣れないネットを駆使しながら個展を開いたり少しずつ外の世界を広げていってるようで安心しました。