冒険と愛と友情と。

”毎日、ふたり日和”を読んで、もうちょっと ニッケ先生のファンタジーの世界に浸りたいと思い読みました。良いです、断然 良いです！ ややこしいことが 一切なくって、王子と王子に仕えるサーヴァントのお話で、メインキャラは シンです。シンは 言ってみれば コロンバスのような色んな国を旅する冒険者（ほんとは冒険者というわけだけではないけれど。）なので 彼の行きつく国でのお話ってわけです。まず、シンは 陽気で おしゃべりで お節介なイケメンで 今回 彼の辿り着いた国は鎖国を 何年もしているから 進歩に疎く、そこの王子は 幼いけれど イケメンになるであろう外見で（のちに彼が １８位になった時の外見が見れます。）、彼に仕える従者は ロン毛のイケメン。念のため、三角関係突発する物語ではないです。えっちなシーンはあるけれど、そんなに深くて激しいものではないです。とにかく、物語が ちゃんと あるから面白い、そして、その物語にBL要素がしっかりと描かれてあるから 興奮しました。後書きに、マリーメイという女性従者のお便りが描かれてあるのですが、なんか もう とっても 楽しいお便りでした、笑。