白百合を拾った大富豪
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白百合を拾った大富豪

レイチェル・ベイリー/松本夏実

やっぱり聖母子像(p18)が生きてくる👍

ネタバレ
2022年8月24日
このレビューはネタバレを含みます▼ う~んお話しの方向は、復讐に邁進するヒーローの成功なのか、その中にあってのヒーロー癒しの存在ヒロインの奪回なのか、ヒロインがお腹の子をを守るためのヒーローとの攻防なのか、ヒーローを虐🆖した叔父の最後の嫌がらせなのか、全部完結したようでいて、中途半端😕エンディングのその後のHappyラストシーンは、HQファン大好物であるのに関わらずポカンとしてしまった。他のレビュアーさんがおっしゃるように1度だけでは複雑で...読後,レビューを見いので考え、再読してみた。
当初の嫌がらせ的な相続条件にヒロイン存在がなければ怜悧なヒーローのことだから、体外受精成功の上に便宜結婚するだろう...で叔父目論見ご破算、会社買収ヒーローWin✌って叔父は考えなかったのだろうか???いやいやヒロイン妊娠を知り彼女に遺産をやり、ヒーローから離そうとまた目論んでるから最初からそのつもり???しかし「我々のようにするな」と謎の言葉も残している。それに大体ヒーローの復讐は全財産の乗っ取りで、別にまたいとこが相続しても買収すれば彼の復讐は終わりだから痛くも痒くもない。に関わらずヒロインに買収を知られるのを異常に恐れるヒーロー。ヒロインもある意味チョロインなのにその部分(買収)は許せないのにHappyEnd。時を戻そう(byペコパ💦)プロローグからエンディングまで復讐譚を除けばこの主人公二人ともにアツアツ溺愛じゃん😍(HQですから💦)お互いに相性抜群といっているし、はたから見ても仲良くてお互いを気遣う様子からそう思うよ。と考えるとヒーローは叔父の申し出を利用しての復縁狙いとしか考えられない。実際のところ彼にとって復讐なんかヒロインに初めて会った瞬間に変わっていたのかもしれない、悔しがる叔父の顔を実際見るのではなく、会社全て買収をゴール設定のゲームに...。虐🆖は連鎖すると言われるが、すべてが連鎖するのではなく理性による自制心で克服することも多い。ヒーローはゲームセットで叔父を許して終わりにしたかった....そして愛する優しいヒロインと共に新しく生き返りたかった、だからこそに諦めず祖母利用のヒロイン奪回Win👍そして叔父もまた「我々のようにするな」と死に際で懺悔している。
私的には、復讐とは裏腹な登場人物たちの「悔い改め」と「許し」と「再生」の物語だと思った。そうだとして多分長~い原作を128頁にまとめた作画者に敬意をこめて☆5にしました。
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