このレビューはネタバレを含みます▼
見事にハマりました。オペラを背景にした世界観や、外国各国を舞台にした矛盾のない描写、恐れ入りました。加えて主人公の2人。ヒーローの執着具合も大変なモノですが、ヒロインが苦にしていないのでどうしようもないですね。あっぱれです。個人的に1巻から4巻が好みです。5巻あたりから少しだれてきたのと、あと6巻でヒロインが自ら失踪した理由に納得いきませんでした。頭のいいヒロイン、その後、ヒーロー姪が針の筵に座ることがわかっていそうなものなのに、と言う点や、それまでにも、もっと酷いことを言われていたりしたのに、なぜあのタイミング?疑問に感じました。でも、これを差し引いても、とっても楽しみました。すでに2回読みましたが、3回目を読もうと思います。割引になっている今、おすすめです!