幼馴染DKの執着攻めです

作者様買いです。濃ゆいお話を描かれる作家様だと認識していたのでDKものって大丈夫？と思いましたがやっぱりすごかったです。1冊本編のみ。全6話、ボーナストラックと合わせてP222のボリュームです。
生まれた時からお隣さんでずっと一緒に育ってきたタカラとガク。中学の3年間、ガクが家族でイギリスへ行ってしまうまで2人は体の大きくて雑なタカラが華奢で繊細なガクを守る兄弟のような関係だった。が、高校になって戻ってきたガクは背も伸びて可愛らしい顔立ちも何処へやら守ってあげる対象には見えない雰囲気になって帰ってきた。昔のように仲良くしたいタカラはなんとかきっかけを作ろうとガクの部屋を覗くとガクがひとりエッチをしていて。。
最初からエロシーンが満載でおおっとなりますが読んでいくうちにちゃんと理由がわかっていくのでエロばかりで重いと思われる方も最後まで読んでほしいです。
絵がどんどん綺麗になっていく作者様。お話の筋も毎回読みやすくなって主人公たちの心情もわかりやすく感情移入しやすいと思います。最後はハピエンです。
ちょっと気になるのがガクが子供の頃モデルをしてた過去とかイギリスでの交際関係、女の先輩とのやりとりなどどうなってるのかなと思うこともチラホラ。。細かいことは気にしない！という人には全く問題ない程度です。
エロは1話1エロタイプですが致してしまうのは中盤あたり。してしまってからは怒涛のエッチですが思いが報われるのは終盤なのでそれまでは我慢です。