悪女(と誤解される私)が腹黒王太子様の愛され妃になりそうです!?
栢野すばる/八美☆わん
このレビューはネタバレを含みます▼
コミカライズを読んで、原作を読みたくなって購入しました。強引で一途な王太子に、気づいたら絡め取られていたアンジェリカ。この王太子の一途さでも、リスランとの婚約で一度はアンジェリカを諦めたのだから、婚約破棄、そして王太子との結婚に反対していたアンジェリカの父の不在とくれば強引な手に出るのも納得。婚約破棄にまつわる策略に、王太子は自己嫌悪していたけれど、客観的に見てもそこまでヒドイ事はしていませんし(アリスとリスランが出会う所から策略だったら引くけれどそうじゃない)アリスの子どもにとっては最良の結果だったのでは。それにしても、悪役令嬢もののテンプレと言ってしまえばそれまでですが、一方的に婚約破棄された令嬢側がなぜ責められるのでしょうか?それが不思議でなりません。多分、公の場で婚約破棄を宣言するのは破棄される側に恥をかかせダメージを与える為。ですが、リスランとアリスにその意図は無いように思えるのですが…。
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