失踪するのがイミフ

話の始まり方が面白いし、ヒーローの顔が好みで作品の絵もキレイで読みやすいです。なので完結したのを確認して単行本で全巻購入しましたが終盤のほうは話の進め方が浅すぎて残念な気持ちになりました。全巻読み終わって、アレ？これ少女マンガだっけ？と思わず確認してしまうほど。
作品に出てくるキャラクターのそれぞれの過去や心情や関係性などをもう少し深く描写すればグッと味のある作品になったと思います。個人的にはヒーローがヒロインに惹かれる描写を丁寧に描いてくれればヒロインの魅力に納得できました。
他の作者さんの作品でも散見しますがどうして終盤になるにつれ完結を急ぐかのようにたたみかけるように話の展開を急に持って行って伏線の回収をバタバタとするのでしょうか？絵が好きなだけに残念です。