このレビューはネタバレを含みます▼
*まず絵柄的にとても好きなテイストの作風。
加えて作品全体のテンポと空気感が独特ですごく好きでした。
一見真面目で飄々とした印象の有働友久は実はクールでも繊細でもなく、またお花畑のような綺麗な世界に生きていると評された(ヒドイ言われようw)長瀬は、でも5年もの恋心から逃げない芯の強さがあった。
そんな2人の前に現れた破天荒な環(友久の兄の同級生で幼馴染)が引っ掻き回してくれたおかげで、一定の距離感があった2人の間に化学反応が。
ことんことんと階段を上がっていく描写が、友久のとの距離感を一歩一歩詰めていく長瀬君の足取りとシンクロするように描かれていてとても良かった。
ようやく入れた友久の部屋…あんな素敵な「職人の部屋」、長瀬君が嫌いになるわけないじゃないの(笑)
そんなことで不安になったりする友久がかわいいったらありゃしないわけですが(長瀬目線)、そんなこんなも含めて読後感も大変よろしく、2022/09/03現在⭐︎3.9のレビュー数7件とか信じられません(笑)
皆さん読んで読んでー!コレ良いお話ですよ〜(*´꒳`*)