レビュー評価に納得





2022年9月4日
イジメの首謀者を許し恋に落ちれるか、攻めは思春期だからといって酷すぎる、とのレビューが多く、購入を躊躇っていた。セールで思い切って購入。批判レビューも、高評価レビューも、どちらも納得できた。攻めは自分の性癖を受け入れられずイジメに走り、激しく後悔する。その葛藤が、すごく上手く表現されていて、「作品」として素晴らしかった。そして受けが純真で優しくて、辛くても人を許せたり。弱く見えるが実は芯が強く、だからこそ攻めは好きになったんだよなと。また、すれ違いがストーリーのテーマなのかな。言葉に出せば簡単なのに、思い込みで勝手に傷つき、すれ違う。言葉選び、設定、本当に読ませる作品。辛い展開もあるけど、すごく好き。

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