このレビューはネタバレを含みます▼
前作『アンチアルファ』よりも闇色が濃くなってて、いい…!この闇を摂取するために読んでる気すらします(笑)
【アルファとオメガが遺伝子検査で運命の番と結ばれる世界。上代静はアルファの弁護士だが、甥の話から自分がオメガである可能性に気付く。ある事件で担当したアルファの多岐島類次を預かることになり、静はオメガとしての欲望を抑えきれなくなる…】
いやー、やっぱりおじさん受けは最高ですね!目の下のシワ!色っぽい!!若干たるんだムッチリ体型が好きな私ですが、静さんのような引き締まった身体も大好物です。受けのガタイはでかければでかいほど良いものです。
さてね、この闇深さよ。
アルファとして生きてきて、自分への違和感がはっきりと『オメガ』であることに気付き、類次に跪いて「オメガにしてください」と乞うその姿よ。素晴らしい。そしてエロい。普段の静さんの穏やかさや冷静さとのギャップもエロい。静さんはアルファとして生きてきた人生に思うところがあるだろうけど、本能に沿った生き方を類次と一緒にしていけばこれからもきっと幸せだよね。あとはもう、2人で仲良くやってくれてるので、よし。
『アンチアルファ』の続編もあり。こちらは相変わらずの二人で安心。しかし上代家の闇も深い。お母さん、元男だったり、運命の番からの略奪だったり、もっと闇病みしてないかな(笑)