気難しい王子に捧げる寓話
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気難しい王子に捧げる寓話

小中大豆/笠井あゆみ

ハッピーエンド万歳

ネタバレ
2022年9月6日
このレビューはネタバレを含みます▼ 400ページ超えの読み応えながら、読み終わるのが残念な、もっともっと読み続けたい面白さでした。
最初は受け、攻めともどうしようもないキャラ、恋になるのか心配でした。
順に明かされる背景や心の中を知るたびに、どんどん思い入れが強くなり、行先を見守りたくなります。そして、一途に求め合うけど、相手には伝わらない純愛がよい!
とくに執着攻めのグルグル、嫉妬、熱望する様子にグッときます。
想いが通じるのは全てが終わる最後だけ、途中チラリとはありますが。でも、ストーリー的にはそこしかないと納得。初めてなのにエチがきれいでうまく行きすぎる感があり、ちょっと残念でしたが、ファンタジーの流れを大切にするとしかたないのかな。
おすすめ5には、変わりありません。
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