悪女(と誤解される私)が腹黒王太子様の愛され妃になりそうです!?
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悪女(と誤解される私)が腹黒王太子様の愛され妃になりそうです!?

栢野すばる/八美☆わん

後半に向けて失速する。

2022年9月6日
武家筆頭の一人娘。表情筋が死んでいるせいで、無表情が怖がられる真面目な性格の美人がヒロイン。
幼い頃からヒロインに首ったけ、執着の皇太子が、ヒーロー。
読み物としては軽いので、サラッと読めます。
多少のエロあり。
キャラ設定がよく、前半は結構面白かったけれど、後半の赤子を買った貴族のあたりから駆け足気味で、内容も薄く失速。尻窄み、もの足りなさを感じました。
ページ数の関係かな?
赤子を買ってまで手駒を増やし、さらなる出世を目論む強欲ぶり、もっと深掘りして、戦いのシーンでもあればよかったのになーというところ。
武芸に秀でた父娘、武家側の総督のような役職の皇太子までいるのに、勿体なく感じました。
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