偽りの愛を孕む ―オメガバース―
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偽りの愛を孕む ―オメガバース―

ポケラふじ子

出だしを間違えて

ネタバレ
2022年9月7日
このレビューはネタバレを含みます▼ オメガバース。アルファ選民思想の攻め。気になるΩ(受け)見つけて、逃がさない為に無理矢理抱き孕ませます。一瞬嫌がったって発情期に優しく抱いてやれば良いだろう。そう思っていたのに発情期に入っても攻めを拒む受け。番になるぐらいなら死にたいと全身全霊で攻めを否定します。愕然とする攻め。そこからは辛い日々。最早何をしても心開かない受けに焦がれる攻め。発情期には意識無くす薬処方してもらい人形の様な受けを抱きすがる攻め。攻めはね、仕方ないです。愛し方間違えたし。一目で心奪われ手に入れたかったからといってやっちゃダメな事したんだから自業自得です。ただ本当にやっちゃダメな事だって分からなかったんですよね。だって選ばれしα様だから。間違いに気付いても決して許される事の無い日々、それでも触れたくて。うん、非常に好みです。攻めが受けを思って苦しむ分には好みでしたが、おんなじ期間受けが苦しむのは気の毒でした。何にも悪くないのにね。重く苦しい時間が長かった分、最後は幸せになって本当に良かったです
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