このレビューはネタバレを含みます▼
赤ちゃんの頃から同じ団地(113号棟)に住む幼馴染二人の変わる関係。
18歳同士、
家族を養う勤労青年忍×大学生で人の良い夏喜の話。
団地といえば昭和のイメージですが、哀愁漂う団地を舞台に若いのに大黒柱忍の静かな一途さと、ニコイチ二人だけの閉塞的な空気がよく合っていました。
刺激的な事は起こらないのに切なさあり、二人でイチから覚えたエロに没頭しちゃう性春面や、家族にバレそうなハラハラと楽しく読めましたw
'ラブ?'連呼のあのシーンは二人が言いそうでお気に入り!!
続編相愛と併せて読むと今回の馴れ初めの良さが引き立つんですよね。
働き詰めで世界が狭い忍を夏喜がいろいろ連れ出してくれそうな可愛い二人◎
夏喜のエンドロールはタイトルよりデカい忍の名前よね〜w
UFOの様な給水塔は見覚えがあって(昔、運転中に迷い込んだ場所で笑)忍の苗字や団地名で舞台のイメージがつきやすかった点もお気に入り◎
→続編『相愛シネマトグラフ113』