このレビューはネタバレを含みます▼
建築士としての才能が突出している攻め×地元で建築士として働くノンケ受け。大学時代に出会って付き合った受けと攻め。攻めから受けへの愛が凄くて、とにかく愛されまくる受けだけど、攻めの才能に嫉妬して別れてしまいます。その攻めが数年後、記憶喪失になり再び受けに接触してきてまた熱烈にアピールするお話。攻めの執着が最高で、だからこそ一度別れを告げられた時の気持ちを思うと可哀想で切ない。とても良かった。記憶喪失にならなかったらきっとまた受けに近付こうとなんてしなかっただろうから、記憶喪失になって良かった。小説は深く長く胸を切なくさせてくれますね。魅力に気付いてまだ日が浅いですが、読むのをやめられなくなりました…。