このレビューはネタバレを含みます▼
真面目な優等生の宮成くんが、ある日突然、金髪ピアスのヤンキー(に見える)羽柴くんとの間に赤い糸が見えちゃって、運命に抵抗しようとするお話。いやいや抵抗しようとする時点でもう絆されちゃうの確定では？とニマニマしながら読み始めて大正解でした。ただ、宮成くんが羽柴くんを好きだと自覚して伝えて、実は見た目に反して正義感が強く真面目で優しい羽柴くんが「ちゃんと考える！」ってとこで終わるので、ちゅーすらナシのピュアッピュアな1冊です。だがそれが可愛い！！家族以外には誤解されっぱなしだった羽柴くんと、真面目で優等生だけど家族に誉められることがなかった宮成くんの、お互いにパッと咲く笑顔が最高でした。これから羽柴くんの気持ちが宮成くんにどう動くのか見たいな〜！って感じのいいとこで終わってるんですが、作者さんのツイッターによると続編も決まっているようで楽しみです。赤い糸がまた見えるようになったりするのかな？ともかくもピュアで可愛いDKを愛でられる良作です。爛れた脳の浄化に是非。
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