嫌われ者の公爵令嬢。
」のレビュー

嫌われ者の公爵令嬢。

池中織奈/淵゛

謂れの無い悪評を付けられた主人公

ネタバレ
2022年9月15日
このレビューはネタバレを含みます▼ 幼少時に全く見に覚えの無い悪評をつけられながらも耐えて改善しようと努力して、学園生活を慎ましやかに過ごしながら学友と困難を乗り越えてハッピーエンドになるお話。

1巻はまだマシですが2巻は繰り返しの文章と繰り返しの単語が酷くて、まだ終わらないのかなーと思ってしまいました。
会話の度に相手の名前言うのも違和感あるし、「彼・彼女・貴方」等の表現使わずに名前呼びするから無駄に文字数がかかる。
ちゃんと作ったら1巻ですっきり読める作品です。
あと1巻の挿絵、4枚おかしいです。多分挿し間違えです。

主人公のオーリーは“悪役令嬢”と言われ続けながらも凛とした態度で好感持てますが、お話の内容が薄いので、ただそれだけでした。
言い掛かりつけようとする内容も薄く、盲信する皇太子妃の功績も具体例がないから薄く、断罪にしようとする事柄も薄っぺらく、最後に登場する陛下の言葉も軽い。
ついでに断罪劇後の処分も薄ーいです。なのでスッキリ巻は少ないと思います。
重い断罪劇が苦手な方は丁度良いと思いますよ。
あと糖度も薄い。寧ろ友情のが濃い。

辛口生意気評価で申し訳ないですが、2巻発行しているのならもっと無駄を無くして内容を深く、挿絵も間違えずに発行して欲しいです。購入者は当然お金を払って読んでいるので、編集者の方も(寧ろ貴方達が)責任持って売って欲しいです。
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