傷心公爵令嬢レイラの逃避行
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傷心公爵令嬢レイラの逃避行

あるてぃ/染井由乃/鈴ノ助

登場人物の誰も好きになれない

ネタバレ
2022年9月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ 目覚めた時は、妹ばかりを可愛がる両親に嫌味を言える主人公だからスカッとできる話になるのかと思っていたのに、妹に何をされても何でもない風に笑ってたり、妹を憎く思ったりもしない、いい子ちゃんな性格が凄くもやもやします。母親も思考がヤバいし、王太子も病んで狂ってるし、他人の子を身籠りながら王太子を騙して結婚する妹も気持ち悪い。魂が同じだからって主人公と亡くなった恋人を重ねるリーンハルトは相手役としてあり得ないと思います。ショックを受けて拒絶はしたものの、そんなリーンハルトが好きなままのレイラも理解できない。王太子とリーンハルト、どちらと結ばれる話も読みたいと思わないので、タイトル通り逃避行を続けて別の素敵な人と出会って幸せになったりしないかなと思ってしまいました。
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