モノローグ・オン・ザ・リバー【コミックシーモア限定版】
村上キャンプ
このレビューはネタバレを含みます▼
村上キャンプさんの作品ほんと好きだ…。じんわり心が温まるストーリーと包容力のある攻め。今作の濱内も、イケメンではないけど良い声のラジオパーソナリティーで、昔振られた先輩を5年間ずっと忘れられなくて。受けのたんまち先輩はプライドが高くて本音が言えないムズイ人。思い出の道頓堀を舞台に、そんな二人の復活愛です。この道頓堀が物語の世界観を彩っています。男も女も老人も若者も、いろんな人のいろんな人生を包み込んで流れる優しい川べりの風景が、いつかの何気ない愛情を切なく思い出させ、二人の間にあった意地もへだたりも流していきます。飾らずテンポのいい大阪弁のやりとりも自然でイイ。たんまち先輩が涙を浮かべるシーンは胸がキュッと締めつけられました。意地っ張りなくせにめちゃめちゃカワイイんだこの人…。復縁ラブラブえっちまでたどり着いて、大ハッピーエンドでほんと良かった!!!キャンプ先生は、決して絵がお上手な訳ではないけど、受けも攻めも魅力的だしエロいんですよね。。ストーリーもキャラもえっちも大満足の超おすすめです。
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