このレビューはネタバレを含みます▼
251p、全表題作、描き下ろし、あとがき、ドラマCDアフレコレポート。このシリーズも5作目。藤堂×直斗の兄CPの話。シリアスな内容の場面でも難なく明るい感覚で読ませる作品。主人公のキャラの強さによるものだと思う。全てにおいて大円満で完結するのではなく、其々の気持ちの流れと有りようを余韻をもたせて無理なく終わらせている所がとても良い。藤堂と直斗の話はこれにて(ひとまず)完結、と作者様が書いているので、もしかしたらまたいつかお目にかかれるかも…という期待も込めて。良かったです。