このレビューはネタバレを含みます▼
ツイッターで見かけて検索、立ち読みから「アッ!これ絶対スキ!」と即購入。もう脳が爛れてるので双子と聞くと「双子攻め3Pもの?」とか思ってしまうんですが、全然違って全然良きでした!双子の美人な橙馬くん&快活な蒼馬くんと、幼馴染みのちょっとクールっぽい国立くん。蒼馬くんの目線で始まり、冒頭ではハツラツ元気なワンコ系男子に見えたのに、実は3人の中で一番おとなしくて心優しい無邪気男子だとだんだん気づき、橙馬くんじゃないけど「何この子かわいい…イイ子!」とモンペ目線になってしまいました。蒼馬くんは最初から終盤まで勘違いし続けてモダモダしてるんですが、第三者(読者)目線ではだいぶ早いうちから国立くんは恋愛の意味で、橙馬くんは兄弟愛の意味で、それぞれ蒼馬くんを溺愛してるんだな〜って言うのが分かる描写が多々あるので、ハラハラしつつもニヨニヨが止まりませんでした。熱に浮かされた国立くんが、お粥持って看病しに来た蒼馬くんを最後までやっちゃったのはビックリしましたが、しかしそれも“アオハル”なのかな〜と思えたり。三人の共通のお友達のフジくんは全部わかってたみたいでなんかいい味出してて気になりました。二人のラブラブや、フジくんや橙馬くんももっと見てみたいので、続編とか出たらいいのになぁ。というのも、途中の盛り上がり方にしてはわりとあっさりな読了感だったので。濃厚な3Pやラブラブをお求めの方にはあれですが、可愛いDK達が勘違いや感情に振り回されてモダモダするラブをお求めの方にはヒットすると思われます。蒼馬くんの可愛さにニヨニヨしてください。