このレビューはネタバレを含みます▼
全236ページが表題作でした。早寝電灯先生の作品に出てくるキャラは毎回とても好きになるので、今回の三角関係の話はどっちを応援したら良いのか…!とハラハラしながら見守りましたが、3人が織りなす人間模様がとても面白かったです。切ないシーンもありますが、読了後は温かい気持ちになりました。別れたことに関して、相手が自分の元から去っていったと思っていたけど、相手からも自分が去っていたんだと気づくシーンでは、こういう気づきが先生の作品の好きなところだなあと思いました。描き下ろしは付き合った2人がいちゃつくものだと思っていたけど、こういうパターンもあるのねと新鮮で面白かったです。