ロマンチック・ラメント
」のレビュー

ロマンチック・ラメント

左藤さなゆき

めっちゃいい......!!

ネタバレ
2022年9月28日
このレビューはネタバレを含みます▼ 運命に抗う系のオメガバ大好きなので、もうめっちゃドストライクな作品でした!
捨てられた旭が可哀想で......。正直読み終わった後でも誠臣のことはあんまり許せてないというか。お前、旭のこと捨てたくせに、何が「幸せにな」だよ!?と思ったりもしました.....。あんな酷いフラれ方したのに、みつるのことは憎んでないと言える旭はすごいと思う。旭が許しているのだからそれでいいんだとは思うけど、それでも私は元カレにモヤリます。まぁ、でも煌臣というスパダリのαに出会えて良かったです!運命が目の前に現れても必死に旭だけを想う、その姿にこれこそ理想の攻めだなと感心しました。双子でも育った環境が違えば性格だって心だって違う。最後の医師の言葉にも考えさせられることが多くて......。二次創作でも商業BLでもオメガバが好きなのでよく読むのですが、そのせいか「運命の番=幸せになる」というイメージが勝手についてしまっていたなと。そりゃうまくいかない運命の番がいたっておかしくないよなと。そしてだからこそ、運命じゃなくて、心を好きになった彼らは幸せになるんだろうなぁと思います。認識を改めるきっかけになった作品だなぁ。やっぱり左藤さなゆき先生の溺愛執着攻めにはハズレがないですね!!続編も出る予定らしいので絶対買います!!
あとあと!いいね数が一番多いレビューを読んだところ、言いたいこと全部言ってくれててなんだかスッキリしました!
いいねしたユーザ1人
レビューをシェアしよう!