このレビューはネタバレを含みます▼
タキとクラウスの主従関係がベルサイユの薔薇でてくるオスカルとアンドレを思い出しました。
戦場での命懸けの戦いのなか、お互いを守りたいという愛のかたち!
クラウスがタキへ抱く重すぎる愛ゆえに強引に抱いて傷つけてしまうところが切ない。
タキがクラウスを受け入れたいのにそれをしてはいけない秘密が先祖から引き継いでる神の力など
正直一回読んだだけでは内容が盛りだくさんで、濃過ぎて理解できず3回読み直しました。
とにかく描写が凄すぎてタキの戦う凛とした姿、クラウスの荒々しさ、2人の顔の表情、身体など萌える要素もストーリーもしっかりしていてこんなBL初めてです!
クラウスに憧れてる少年やその仲間たちもピュアで登場人物みんながタキとクラウスを引き立ててくれます。嫌なキャラクター無しです。
もちろん戦争なので敵は別です。
主役二人の出会いも時系列で出てきて惹かれ合うシーンもわかるので置いてきぼり食らうこともないです。
まだまだ続きそうですね。楽しみが増えました!
重いストーリーのせいか、おまけのさいごにでてくる動物バージョンは癒されます。