パラスティック・ソウル
」のレビュー

パラスティック・ソウル

木原音瀬/カズアキ

やるせなく切ないSFオムニバスストーリー

ネタバレ
2022年10月1日
このレビューはネタバレを含みます▼ 木原先生の作品は大好きでかなり読んでいるものの、SFが苦手なため購入したまま長いこと読まずにいました…もーなんで早く読まなかったんだ!!読み出した途端、ページを捲る手が止まらず寝る時間も惜しむほどハマりました。BLというより異種、精神体を超えた壮大な愛のストーリー。そして諸手を挙げてのハッピーエンドというものはなく、ただただやるせなく切なく、愛おしい。美しさと醜悪さが入り混じり、でもとても尊い。ライヴァンの愛を貫いた思いに泣けました。4巻はホント胸が痛かった…。個人的にはニコラスとジョンのその後を見たかったな。もっともっと世界観に浸っていたかったです。
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