女子の独立自営
」のレビュー

女子の独立自営

与謝野晶子

今は当たり前でも、当時としては新しい考え

ネタバレ
2022年10月1日
このレビューはネタバレを含みます▼ 著者である与謝野晶子は、現代のジェンダーに関する思考からは考えられないほどの男性優位だった当時の日本の考え方の中で、この作品で女性も社会で活躍するべき存在であるということを、力強く説いています。内容は昔の文体や表現で記されていますが、この時代でもこの内容を積極的に考えていた人がいたということを知ったり、晶子のしっかりとした性格と個性を感じとることができるのではないかと私は思います。
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