紳士の特等席~ミルクと砂糖で召し上がれ~
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紳士の特等席~ミルクと砂糖で召し上がれ~

玉田アサ

いつの時代??

2012年1月26日
小夜子の着物姿から勝手に明治から大正時代辺りのお話かと思って読み進めていたのですが、現代的なひったくりの外見と、お風呂のシーンで分からなくなりました。

もしかすると着物は単なるコスプレで、実は現代が舞台なのかしらと思い、外の風景と照らし合わせようかと思いたったものの、風景はそこまで書き込まれておらず。

それ以外にも、喫茶店なのに紅茶のメニューが「紅茶」のみ?
結局、九条は何で追われていたの?

と、次々と疑問が浮かんでは解決されないまま終わってしまい、全くお話に集中出来ませんでした。

色々なところが作り込みが甘いというか、想像するに、作者さんの得意分野ではなかったのではないかと思うのですが……。

ただ、九条さんはとってもハンサムで素敵なおじ様でした。
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