このレビューはネタバレを含みます▼
読んでいて思わず自分の高校時代を投影してました…
社会の縮図のような学校で、思春期の大人でも子どもでもない子たちが集まって、スクールカーストの中で日々を生きていく。誰にでも少なからずは、あ、この子私みたい、この子はあの子みたい、っていうのがあるのでは。自分が生き残るのに必死で、自分を押し殺して誰かと足並み揃えたら、誰かを傷つけたり貶めたりすることもある。友達って結構あやふやな存在。すごく多感で繊細な時期ですよね。
椿ちゃんはとっても素敵な女の子で応援したくなります。私もこんな子になりたかった。五十嵐くんはイケメンでスポーツできて性格も男気溢れてて素晴らしい。お互いにリスペクトし合う良い関係。五十嵐くんは結構ズバズバ言ってくれるから、椿ちゃんの奥手なところを引っ張って上手く表出させてあげられている。椿ちゃんが周りの雑念に負けずに幸せになって欲しいと切に願う。
最新話まで読んで、キュンキュンが止まらず、最終的には、あ〜やっぱり高校生って子どもだなぁ…って思った自分は歳をとったなぁ。
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