君には届かない。
」のレビュー

君には届かない。

みか

とてもいいです。続きが楽しみです。

ネタバレ
2022年10月3日
このレビューはネタバレを含みます▼ 1巻のあとがきで「1話で終わる予定だった」と作者様が書かれていて、もう6巻も続いているので驚きました。タイトルは「君には届かない。」ですが、1話でヤマトがカケルを好きであるのは届いています。カケルが いやいやないないと否定しているだけで。この1話のヤマトとカケルのやりとりが秀逸です。目が逡巡や決心、戸惑いを語って、静寂に引き込まれます。作者様いわく、1巻モダモダ期、2巻ウジウジ期、3巻ハラハラ期、4巻モジモジ期らしいです。5巻は書かれていないので勝手にグルグル期(自分はヤマトにふさわしくないと思い悩む時期)かと思っています。ヤマトは182センチで成績がよくてクールなイケメンキャラでカケルは165センチで成績がよくなくてほのぼの平凡キャラです。3巻は修学旅行編です。6巻はヤマトとカケルの子供の頃のお話が入っています。ここまででヤマトに告白されたカケルがようやく自分もヤマトが好きなんだと自覚してきた感じです。おっとりさんか~、でもすごく丁寧に描かれているのでいいと思います。巻末に番外編などショートストーリーが入っていて楽しいです。まだカケルがスタンバイできてない状態でのヤマトのフライング気味のキスのみです。想像していたよりも読みごたえのあるいいお話でした。これからも読み続けたいです。
2019年6月~
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