このレビューはネタバレを含みます▼
おぇって言いたくなるようなせっくsシーンがあるので、そういうのが苦手な方はご注意を。でも 赤のヒール、レモンのPVの米津玄師さんを思い出しました。男性も 赤いヒールに限ってなら、履きこなせる人いるのではないかしら。ゆーりは 恋のために 自分を犠牲にし、アダムは 自分の名前を隠して、ゴースト デザイナーとして 業績を積んでいて、途中まで、ほんとに 悲しいな、と思いました。特に、好きでもないのに、しなければならないふぇ ラやせっくsの後に吐いたり眠剤を呑まないと寝れないゆーりは ほんとに 可哀想だと思いました。でも そうでもしないと、好きな人に自分を認めて貰って、好きだと言っては貰えない苦しさや寂しさ、赤いヒールを脱いだ足には流れるような真っ赤な血が まるで 血の涙を流しているようで 苦しくなりました。亡き母親への嫉妬、その心のうちも 相当なものだったと思います。(母親が アダムに 性的ちょっかいを出しているのを見たからこそ余計に。)だからこそ、最後の最後、 平和な雰囲気、彼らの心が穏やかになったとともに、自分の気持ちも穏やかになりました。描き下ろしが 充実していて、めっちゃ よかったです。